HySPEED工法とは?
HySPEED工法とは、
セメントなどの固結材を一切使わず、砕石という天然素材のみを利用して軟弱地盤を改良する工法です。
従来の柱状改良や地盤改良では、結果として地中に産業廃棄物を埋め込むことになります。
さらに、セメントの強アルカリや六価クロムにより土壌汚染の問題にもなりかねません。
その点、HySPEED工法は砕石と空気しか使いません。さらに砕石はリサイクル砕石ではなく、自然石から作られる砕石を使用しています。100%の自然素材と地盤の特性を上手く利用した、環境負荷の非常に小さい環境保全型地盤改良であり、お施主様の「健康」と「資産」を守るだけでなく、地震時の液状化を抑制、環境汚染など様々な問題を解決する新工法なのです。
動画で見るHySPEED工法
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HySPEED工法の様々なメリット
HySPEED工法の5つの特徴
土壌汚染・地下水汚染ゼロ
CO2削減量大(他工法比較による)
地価下落なし(将来の撤去不要)
液状化防止効果
リユース・リサイクル
確実な施工、HySPEED工法の強さの秘訣
新技術「ピストンバルブ」を搭載!
新技術のピストンバルブ(先端ドリル部分)で施工材(砕石)を突き固めます。ピストンバルブのハンマー転圧機能により、従来の施工時間を大幅に削減可能。
砕石杭施工後は基礎工事へとすぐに取り掛かれます。
※ 基礎工事は地盤改良部分の強度試験後となります。
砕石パイルの形成
① HySPEEDドリル(直径400mm)により地盤を掘削。
② 天然砕石(直径20~40mm)を投入します。
③ 砕石厚30cm程度にハンマー転圧(ピストンバブル)をして、十分しめ固めながら地表まで砕石パイルを構築。
HySPEED工法の強度
地震に強い!
大地震時には図のように地層の境目に沿って、せん断力がかかります。
セメント柱状杭や鋼管杭などでは、杭が折れ、家の重さに耐えきれなくなり、家が傾いたり沈んだります。
HySPEED工法の場合、砕石杭はせん断に対して追随することで、杭自体の破損は起こりません。また、地盤そのものを強くするので、地震の揺れによる共振を和らげる効果があります。
液状化に強い!
砕石パイルはそれ自体が水を通すため、水圧を逃す効果があり、何本も作られた砕石杭によりその効果は絶大で、地震による液状化を事前に食い止めることができます。